みなさんこんにちは。
2014年6月18日(水) 京都聖母学院中学校高等学校合唱コンクール 京都コンサートホールにて、京都聖母学院高等学校の三年生が、合唱曲「地球」の女声三部版を初演してくださいました!
私(Ryu)はそのとき諸事情により会場に赴くことができなかったのですが(初演だったのに本当に残念!)、京都聖母学院中学校高等学校の先生方のご協力により、初演の録音音源をいただくことができました。
その音源を拝聴したのですが、これまたたいへん感動しました!^^
ありがとうございます!^^
合唱曲「地球」(女声三部版)初演 京都聖母学院高等学校2014年度三年菊組
もう「地球」をたくさん聴いてくださった方にはわかると思うのですが(わかったあなたはフィドロサミル上級者!(笑))、この初演では、楽譜通りの構成になっていないところがあります。
そうです、後半の「大好きな君たちといつまでも語り合えたらいいな~」のところは、もともとは無いのですが・・・この演奏ではアカペラになっていますね!^^
これは、聞くところによると、クラスで話し合って、「大好きな君たちといつまでも語り合えたらいいな 世界中と肩を組み みんな仲良く暮らしたい」という歌詞を、「伴奏なしで、語るように歌いたい」ということになったそうなのです! なんと素敵な提案でしょう!
作詩者としても、特にこの部分の歌詞は大切に思っているところでして、それに共感してくれた若い人が遠く離れた京都の地にいたんだなぁと思い、感無量です。
会場も「京都コンサートホール」という由緒ある(?)場所で歌ってくださり、最後の拍手からも会場の(コンクールの)雰囲気が伝わってきますね!
担任の先生から、少し言葉を頂戴します。
「思いを込めて歌いたいとクラスで気持ちを一つにし、工夫して歌を育てていきました。教室の横の黒板には、大きい地球の絵が描かれ、その写真でカードを作り、胸ポケットにお守り代わりに入れ本番に臨みました。 合唱コンクールの出番は最後で、堂々とまた優しく会場を包む歌声は聴く人を感動させ、中には涙する人もいるほどでした。」
本当にありがとうございます。嬉しいですね^^
混声とはちがって女声だけというのもすごくいいものですね^^
この初演は、楽曲をよく咀嚼し、自分たちのものにした演奏だと思います。歌詞の意味をよく考え、自分たちなりに、「地球」に対して熱い想いを込めて歌ったのだと、確信します。
最後のサビのリフレインのところも、急激にテンポを落とし、「夢を見よう 耳を澄まそう」が際立って、非常に良いですね。
また、「一人一人の歌が輝きはじめる」のところなどの細部にも、心を込めて歌っているのだと感じました。
感情表現が豊かで、すごく生き生きとした「地球」です(*^^*) 歌っているみなさんの息遣いが聞こえてきます。
強弱・躍動感の大きい、たいへん素敵な演奏!
「地球」を選んでくださった生徒さん達、ご指導くださった担任・音楽科等の先生方、歌ってくださった皆様、その親御様、フィドロサミル関係者、お友達、編曲者Maoさん、その他「地球」に関わってくれたたくさんの方々、本当にありがとうございます!^^
Ryu