みなさんこんにちは。ボーカル担当のRyuです。
最近は「Ryuが歌った」シリーズも好評で、みなさんから、高評価(「いいね」ボタン)をいただいたり、「歌がうまい」「いい声ですね」などのお褒めのコメントをいただいたりすることに、とても幸せを感じています。
本当にありがとうございます!
さて、今日は、ときどきコメントで「歌が上手くなるにはどうしたらいいですか?」といった質問をいただくようになったので、Ryu流の「歌を上手く歌う方法」について書きたいと思います(URLの最後は「how to sing better」の頭文字です)。
最初に話しておきますが、私自身これからももっと歌を上手に、個性的に歌えるようになっていきたいと思っています、修行中の身です。
私は小学生のときは完全に音痴でした。中学生のときもけっこう音痴でした。高校のとき、合唱部に入って、「音が低い、下がってる」と先輩に言われて、「???」って思っていました。大学生になって軽音楽部に入ってボーカルをやっていたのですが、そのときもドラムの人に「音すげー外れてたよ」とか言われました(笑)
でも、思うんですよね、「最初から歌が上手い人」っていうのは、たしかにいるんですよ、でもね、そういう人には、逆に、「歌が上手く歌えない人」の気持ちがわからないんですよね。
私は、昔は歌が下手だったので、歌が下手な人がどうして下手なのかわかるつもりです。だから、初歩の初歩から、話していきたいと思います^^
<レベル1:歌うときの基本姿勢をきちんととる>
・足は肩幅くらいに平行に開く。
・体幹にまっすぐな鉄パイプが入っているようなイメージで立つ。
・全身をリラックスさせる(肩に力が入ってしまう人が多いので気をつけて)。
・顔はまっすぐ前を見る。あごを引きすぎてもいけないし、あごが上がってしまってもいけない。目線だけ、水平よりほんの少しだけ上に向ける。
・ひざはやわらかく。体重は少しだけつま先側へ。つむじに一本の糸で釣られている操り人形になったようなイメージ。
・歌うとき、口の中の空間を大きくとるように心がける(ただし「リラックスした状態」で)。
・喉を開く。
歌う前にストレッチするのも効果的です。全身がリラックスしていることがとても大切です。
<レベル2:立った状態で腹式呼吸ができる>
はい、出ました、だいたいどのボーカルの先生も言う「腹式呼吸」(笑)
理論的には、息を吸うときに横隔膜が下がることによって腹腔が押されてお腹が膨らむ(吐くときはその逆)んですが、まぁあれです、誰でも「寝ているとき」にしている呼吸法です。
「寝ているとき」「横になっているとき」って、みぞおちより上は動かなくて、お腹が膨らんだり凹んだりしていますよね。これを立った状態でもやればいいわけです。
人間は、立っているときは「胸式呼吸」といって、胸を膨らませたり凹ませたりすることによって呼吸をしているんです。これを切り替えていきましょう。最初のうちは、意識してお腹を出したりひっこめたりしてもOKです。何年も続けていれば「ああ、これが腹式呼吸か」ってなります(笑)
<レベル3:音程は無視していいので、とりあえず大きな声(綺麗に響く声)を出す>
みなさんは先に「音程」のほうを気にしていませんか?実は、「歌が上手い」状態になるための近道は、そうじゃないんですね。まず、「大きくてきれいに響く声を出せる」ようになることのほうを、先に極めてほしいです。(あくまで私の意見ですが。)
それで、「レベル1・2」を意識しながら、お腹の底から声を出すイメージで、鉄パイプを通ってそのまま真上に声を出すイメージで、最初はきたなくてもいいので、大きな声を出してみましょう。
「あーーーーーー!!!!」って(笑)
気持ちの良い声が出ましたか?気持ちの良い声が出るようになるまで、何回でもやりましょう!
だんだんと声の通り道ができてくるので、できてきたら、その声が、胸や、頭がい骨に響くイメージで、徐々に、大きくても綺麗な声に変えていきましょう!
記事が長くなってしまったので、ここでいったん切ります。次をお楽しみにしてください^^
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[…] さて、前回の記事から1年も経ってしまいましたが、続きを書いていきたいと思います。 […]