Ryu流「上手に歌を歌う方法」2

みなさんこんにちは。ボーカル担当のRyuです。
「Ryuが歌った」シリーズ、安定して好評で、みなさんから、高評価(「いいね」ボタン)をいただいたり、「歌がうまい」「いい声ですね」「表現力がすごい」などのお褒めのコメントをいただいたりすることに、とても幸せを感じています。
本当にありがとうございます!

さて、前回の記事から1年も経ってしまいましたが、続きを書いていきたいと思います。

なお、私の歌唱方法・練習方法を基にして書いていますので、「Ryuが歌ったシリーズ」などをお聴きいただき、ご納得された方のみ読み進めることをオススメします。

<レベル4:「大きくて綺麗な声」を出せるようになる>
レベル3では、とりあえず「芯のとおった大きな声を出せる」ことに重点を置いていましたが、今度は「大きくて綺麗な声を出す」ということに意識を徐々にもっていきましょう。
出しやすい音程で構いませんので、基本姿勢・腹式呼吸などを意識しながら、体幹に鉄パイプがとおっているイメージで、お腹から声を出してみましょう。
(実際には、声は「声帯」から出ているんですけど、「お腹から声を出す」ようにイメージすると、うまくできることが多いです。)
「ま」がこの練習には一番いいかなと思います。
「ま」って、「M」の響きが口の中にたまったあとに、「A~」って放出されるので、口腔での響きが作りやすいのです。
「安定して」「綺麗に」声が出るようになってきましたか?
何度でも練習しましょう。気分で適当に音程を変えるのも良いですね。
鉄パイプに綺麗に響きわたっているイメージ、出た声が頭頂からまっすぐ上に出て放物線を描いて前方100mに届くイメージです。
「お腹」「胸」「のど」「口腔」「鼻腔」「頭蓋骨」それぞれに響きが感じられてきたらかなりレベルが上がってきているでしょう。

<レベル5:音程を付けて発声練習する>
レベル4まで習得したら(実際には習得できていなくても同時進行することをおすすめしますが)、音程を付けて発声練習しましょう。
発声練習はいろいろあるので、私も時間があるときに発声練習動画を作りたいと思います。
他の方が作ったものがYouTubeなどにたくさんアップされていると思うので、好きなものを使ってみましょう。
最初のうちは簡単なものを選ぶと良いです。
たとえば、「ドーレードー」、に合わせて、「まーまーまー」と発声するものなどは簡単で響きも作りやすくていいですね。

<レベル6:自分の声をよく聴く>
さきほどの発声練習を、「自分の声をよく聴きながら」やってみましょう。
音程がずれやすい人って、「自分の声をあんまりよく聴いていない」ことが多いです。
(自分で書いてて、ちょっと汗かきますね(笑)私も、よく聴けてないことがあるので……。)
それから、発声練習をアイフォンなどで録音して、自分で聴くのもすごく良い練習方法です!
最初は「おぉおこれ俺の声かよ、こんな声してんのかよ、うわぁぁぁ~!」ってなりますけど、すぐ慣れます(笑)
そして、そうやって客観的に自分の声を聴くと、音程のずれが(声の綺麗さなども)とてもよくわかります。
これらを繰り返していくと、徐々に精度が上がっていきます。

<レベル7:音程練習をする>
これも、私が音程練習動画を作ればいいですね(笑)
例:ドミレファミソファラソシラドシレド~♪
っていう類のやつです。
速くやる先生もいるんですけど、私はゆっくりめでも練習した方がいいと思います。
それから、「相対音感練習」もやりましょう。
※例えば、任意の「ド」に対して、「4度」と言われたら、楽器を鳴らさずに「ファ」と歌う練習です。
↑これは「任意のド」「4度」などの音楽用語(?)を説明し出すと収集がつかなくなるので、いつか機会があったら、記事を書きたいと思います。

さて、レベル7まで書きましたが、いかがですか。
もちろん、レベル7の練習をするときも、レベル6以下(特にレベル4以下)のことも意識するんですよ(笑)おざなりにならないようにしてくださいね。

では、また次の機会をお待ちください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

Ryu

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