石垣島から、西表島カンビレーの滝へ日帰りで行くトレッキングコースを歩いてきたので、忘備録的に書いておきます。
行った日→2022年6月30日
安栄観光の窓口で「西表島カンビレーの滝へ日帰りで行きたい」と伝えれば、お得なセットチケットを売ってくれます。
日帰りだと、石垣島離島ターミナルを6:50か8:30に出る安栄観光のフェリーに乗らなければならないのだが、宿が石垣島の北部に近いところだったので、6:50発は厳しい。
8:30がおすすめ。前にでかいテレビがある大きめのフェリーで安心した。
9:30に西表島上原港に到着する。
すぐに安栄観光のバスに乗せてもらえ、9:50に浦内川の下流乗り場に到着。
10:00出発の浦内川観光のフェリーで上流乗り場(軍艦岩?)へ。
今回は左側に座ったので、次回は右側に座ってみたい。
途中でいろいろアナウンス(解説)してくれた。
上流乗り場に着いたのは10:30。
「13時に帰ってきて」みたいなことを船員さんに言われたので、「14:30ので帰りたいです」と伝える。
ここから少し歩いたところに休憩所があるので、そこで普通の靴からマリンシューズに履き替えるのがおすすめ。
その先にトイレもある。
トレッキングコースは、晴れててもすごくぬかるんでいるところがあるので、まじで替えの靴(マリンシューズ)と靴下は持っていったほうがいい。
虫よけスプレーをしていたからかもしれないが、蚊などはほとんどいなかったので、半袖で全然大丈夫。
むしろ長袖着てたら熱中症になりかけたので、途中で長袖は脱いだ。
ハブがいるかもしれないから、下は長ズボンのほうがいい。
天気は晴れていたけど、変わりやすく、局地的な雨(スコールみたいな雨)が何回か降った。
私たちはジャングルをゆっくり見たり、写真を撮ったりしながら歩いていたので、カンビレーの滝に着くまでかなり時間がかかってしまった。
具体的には、12:20頃にカンビレーの滝に着いた。
そこで、本島のファミマで買っておいたおにぎりをもぐもぐ。
大自然の中でいただくおにぎりはとても美味しかった。
水たまりには、オタマジャクシがたくさんいた。
滝は奥のほうにも進むことができ、そちらでは水着になって遊んでいるカップルがいた。
そういう遊び方もできるのか。
カンビレーの滝を出たのは12:45くらいで、帰りはやや急ぎ足で、マリユドュの滝は近くから眺めるのは、時間的に難しいかもしれない(14:30の船に乗れなかったら、本島に帰るのにいろいろ不便があった)と思い、あきらめた。
(ちなみに、軍艦岩を出る船の最終便は16:00なので、特に制限のない人はゆっくりしても大丈夫。)
それなりにサクサク歩いて、13:45くらいに軍艦岩近くのトイレに着いた。
思ったより早く戻ってこれて安心したのと、ツアー客がいてその人たちも14:30の船に乗ると言っていたので、ツアー客に抜かされなければ大丈夫、というのもあった。
トイレの近くはひらけている関係か、イシガキトカゲがたくさんいた。
青い尻尾がたいへんに美しい。
少年だった頃、イシガキトカゲを図鑑か何かで見て、「本物を見てみたいなぁ」と思っていたのが、何十年も後になって夢が叶ったのは、不思議であり感慨深かった。
トイレや休憩所など、軍艦岩付近のひらけているところのほうが、いろいろな生物をたくさん見かけた。
日向を求めてやってくるのかもしれない。
14:30の船では、船員さんが点呼を取ってくれていた。
遭難者が出ないようにしてくれているのかもしれない。
帰りは特にガイド的なものはしてくれなかった。
干潮だったので、ところどころでゆっくりスピードになっていた。
ちなみに、帰りも左側に座っていたので、次回は右側に座ってみたい。
下流乗り場には15:00に着いた。
安栄観光のバスが迎えに来てくれるのが15:43だったが、乗り場でマリンシューズを洗ったり、お土産を見たり、橋から景色を眺めたりしていたら、意外と時間がかかって暇を持て余すということはなかった。
16:00頃に上原港に着き、待合室で待機。
ここでもお土産屋や西表島の模型などを見て、退屈しなかった。
16:30上原港発の安栄観光のフェリーは、行きのとは違い、小さかった。
前のほうに座ったのだが、時速60kmで飛ばすので、上下にバコバコいってすごかった。
60分だったからギリギリ酔わずに済んだが、もっと長い乗船時間だとキツイだろう。
後ろのほうが揺れは少ないらしいので、アルミの椅子で我慢できるならそっちのほうがいいかもしれない。
ほぼ満席だったので、できればもっと大きなフェリーを出してほしかったところだ。
17:30に無事、石垣島離島ターミナルに到着。
ちなみに、八重山観光フェリーには、カンビレーの滝トレッキングコースを含むお得チケット的なものは無いみたい。
16:30上原港発の八重山観光のフェリーは大きかったのでうらやましかったけど。
そんな感じで、無事に石垣島へ帰ってくることができました!
西表島は「ジャングル」っていう感じなので、そういうのを感じたい人にはすごくおすすめ。
私は生物が好きなので、いろいろな動植物が見られて、滝の地形も面白かったし、理科的な感じでいろいろ本当に面白かったです。
今度は、西表島に宿泊していろいろなことにチャレンジしてみたいな。
文:フィドロサミル Ryu