西日本の旅

筆者は旅行に行ったことがある。当たり前である。ときどき旅行に行ったことのないという人もいるが、ほとんどの人は旅行に行ったことがあるだろう。

では、どんなところに旅行に行ったのか。

私はいろいろなところ(というほど多いわけでもないが)に一人旅に行ったことがある。

今回は西日本の旅について話したい。ずいぶんと昔の話になってしまうが、私が京都に住んでいた頃、京都から西へ電車で少しずつ進むという旅をしたのである。

まず、神戸。神戸は京都からそれほど遠くないので、京都から日帰りで遊びに行ったことのある場所だ。北野異人館が好きで、山手のあたりをよく回ったように記憶している。

次に行ったのは岡山だ。岡山ではどこかお店に入ったおぼろげな記憶があるのだが、思い出せない。私は昔のことはすぐに忘れてしまうのだ。

その次は倉敷だ。倉敷はいいところだった。昔ながらの「蔵」があって、日本的な良さを残した地域であった。また、昔ならではの看板、たとえば、「アヴェニュウ」といった表記があったりして、「今どきこんな看板ないやろ!」と思わず突っ込みたくなるようなものであった。観光地として良いところだ。

その次は尾道だ。尾道は坂道が多く、映画のロケ地として使われることも非常に多いところだ。たしかに、坂道がなんとも言えぬノスタルジックな昭和の雰囲気を感じさせる。きれいな町ではないが、古き良き(?)日本を感じさせてくれる場所なのだ。私の大好きな場所のうちの一つである。

次に訪れたのは広島だ。広島焼きを食べたのは覚えている。平和公園にも行っただろうか。原爆ドームはたしか見たと思う。

その次は下関だ。下関は港町なので、たしかフグが美味しいことで有名である。というわけで、フグを美味しくいただいた記憶がある。

そのまま海峡を渡り、門司に着く。門司にはたしかタワーがあって(おそらく門司港レトロ展望室)、そこに上って夜景を見ながら夕飯を食べたはずだ。きれいな夜景だった。

最終地は博多だ。九州大学に通っていた友達の寮に泊めてもらった。彼は自由を満喫して生活していた。彼の部屋でマンガ(たしか二十世紀少年)を読んだ思い出がある。彼は今どうしているだろうか。

ずいぶん長いエントリーになってしまったが、最後まで読んでくれてありがとう。神戸、倉敷、尾道は特におすすめなので、みなさんも機会があればぜひ行ってみてほしい。